グループホームとかデイサービスとか、ほんの3分もあれば、いなくなってしまうお年寄りの方っていますよね(汗)
「徘徊」って言われてしまうけど、本人にとっては散歩であったり、気分転換であったり、ただ単に家に帰りたかったり。
でも、私たち介護職にとっては、もう、一大イベントになってしまう訳です(泣)
靴にGPSが入ったものとかあるけど、管理できる人がいないのでご家族も買ってくれないですし・・・
バッテリーの問題とかもあるのですよね。
そんなお悩みの解決として、教えてもらったのがこちら
↓こういうツールです。
これ、何がすごいって、持っているだけで、日本中の「iPhoneユーザー」が自動的に探してくれるんです。
ほんとに?まさか?言い過ぎだよね~?
って思ったのですが、実際に購入して、うちの子で試してみました!
するとすると、なんとなんと!
こんな感じで、位置を表示してくれるのですよね。
最後に検知された場所なのですが、何分前の状態なのかもわかります。
このツール、iPhoneを使っている人が近くにいないといけないのですが、日本のiPhone率は60%以上!というデータもあるくらいですので、想像以上に検知してくれるのですよね。
本当にすごい!
AirTagの大きさは500円玉ぐらいの大きさなのですが、なんせ丸っこいですので、こんな感じのケースに入れておくと、持ち歩きやすいです。
うちの子には、カード型ケースに入れて持たせています。
ほんと、すごく便利!
介護施設でちょっと徘徊されやすい方に使うには、お守りに入れるのが良いのではないかなぁと考えています。
1個あたりの値段も安くて、何より電池が1年も持ちます!
(電池が減ってくると「探す」アプリでわかります。)
皆さん、まずは我が子の了解を得て、ぜひ、実験してみてくださいね。
はい、ここで注意事項!すごく重要です!
AirTagは、人を探す目的で使うことを禁止しています。
ストーカーとかに使われると怖いですものね(汗)
アメリカでは、19の州でストーキング行為のための電子トラッカーの使用が法律で禁止されているそうです。
東京都では、警視庁が2021年12月13日、GPS機器を相手の承諾なく取り付けるなどの悪用を禁止する、東京都迷惑防止条例改正案の概要をホームページで公表しています。
そのため、AirTagは「モノ」を見つけることのために使う必要があります。
介護業界で使用するためには、「モノ」を見つけるために使うのが原則で、結果として「モノ」の持ち主も見つかる可能性が高い、という認識が必要です。
ご家族の了解を得て、バッグとか、お守りとか、キーホルダーとか、「時間制限」で使っていくと良いのかなぁと思っています。
法律が整備されていないので、賛否両論があるかと思いますが、外に出ていなくなった人を探すための時間や人、何よりもご本人の命の安全のためにも、いろいろ考えていかないといけませんね。
とにもかくにも、うちの子ではびっくりするぐらい使えました!
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