ハローワークとか、求人誌を見て
「なんかここならいいかな?」
と思って面接を受けて、なんか採用されて働き始めたのだけれど、何か違う。
「うーん、転職に失敗したかな?どうしよう・・・」
こんなことって、けっこうありますよね。
・転職は成功させたい!
・素敵な職場で働きたい!
・やりがいのある職場で働きたい!
・お給料がしっかりしている職場で働きたい!
一人ひとり求めるものは違うと思いますが、あなたの希望にあった職場で働けると幸せですよね。
介護の転職が上手くいくための「7つのチェックポイント」をご紹介します!
1.電話をかけた時の対応
面接申し込みで電話をかけた時に、
感じが良い のか 感じが悪い のか
というのは、とても重要です。
これ、なんとなくなのですが、このなんとなくは結構当たります!
忙しさの具合や、基本的な接遇、他者に対する気配りなどなど、この時点でかなりわかります。
2.事前見学
できれば、事前に見学をさせてもらった方が良いです。
事前に見学させてもらえない介護施設には、なんらかの問題があると思った方が良いです。
いっぱいいっぱいの状況を見られたくない、とか、利用者さんへの対応を見られなくない、とか。
面接はお見合いです。
お見合いの前には、相手のことをできるだけ知っておいた方が良いですよね。
事前見学に行くことで、なんとなくの雰囲気がわかります。
1.の電話で感じた雰囲気の答え合わせもできますので、事前見学はぜひ行ってください。
3.面接官の対応
面接官(だいたい社長や管理者さん)は、当然ですが「あなたを採用すべきかどうか?」という、評価的な目線であなたを見ています。
しかしながら、こちらも当然ですが、あなたも「ここに就職すべきかどうか?」という評価的な目線で見ています。
「採用してやる」という、上から目線で面接をしている場合は、就職してからも、ある程度の理不尽を感じることが少なくありません。
時代錯誤な面接官の場合、「あなたの代わりはいくらでもいるから」というマウントを取ってこられることもあります。
面接官が、施設の理念や想い、取り組みについて、どれくらい情熱を持っているのか、どれくらい真摯に取り組んでいるのか?というのは、とても重要です。
たとえ、今はできていないくても、夢を持って、真摯に前向きに取り組んでいる介護施設なら、働きがいがありますよね。
逆に、責任者が「毎日の業務を回してくれればいいから」というスタンスの場合は、心身ともに病みますので要注意です。
4.施設見学
面接の前に施設見学を行う場合と、面接の後に施設見学を行う場合があると思います。
時々、感染対策のためといって施設見学ができない場合もありますが、ドアからでも良いので、少しでも現場を見ておきましょう。
できれば、施設見学ができない場合は、お断りした方が「こんなはずじゃなかった」となる可能性が低くなります。
見学の際に見るポイントは2つです。
・利用者さんの表情
・職員さんの表情
面接官がどんなに綺麗ごとを話していても、利用者さんと職員さんの表情ほど、現状を物語るものはありません。
この表情が、就職後、あなたがする表情ですし、利用者さんに与えてしまう表情となります。
明るい表情、温かい表情の方が多いご施設でしたら、働きがいの点では間違いないでしょう。
その上で
・面接官が話していることとのギャップ
ですね。
このギャップを知っておくと、目指すべき場所と、現状の差異をわかった上で働けますので、「こんなはずじゃなかった」となる可能性は低くなりますし、目指すべき場所も明確ですので、働きがいがあります。
5.労働条件通知書の確認
きちんとした職場ほど、面接の際に、労働条件通知書を出してくれます。
ひどいところは、嘘だらけのハローワークの求人票をチラッと見せて、就職後に、まったく違う条件で支払われるケースもあります。
ちゃんとした労働条件通知書でなくて良いので、面接時に、労働条件を書面で出してもらいましょう。
(口頭は証拠が残らないのでダメです。)
書面で出してもらえない場合は、お断りした方が無難です。
・基本給
・資格手当や職務手当等、本給の手当
・夜勤手当(夜勤回数も)
・通勤手当
・扶養手当
・住居手当
・処遇改善加算の額と支給方法
・賞与の額(処遇改善加算が賞与になっているところも多い)
・年間休日日数
・各種保険
・勤務時間帯
以下の点は口頭で確認してメモしましょう。
・時間帯別の人員配置体制
・有給休暇の取得率
・服装(ユニフォームの有無)
・食事(勤務中の給食や食費補助、弁当でも良いのかどうか)
・月間残業時間および、残業時間算定について
・会議や研修時間の算定について
繰り返しますが、きちんとした職場ほど、面接の際に、詳細に条件を提示してくれます。
6.試用期間の確認
採用にあたって、試用期間を設けているところは多いです。
労働基準法では、試用期間は14日以内と定められていますが、一般的に1ヶ月や3ヶ月が多いように思います。
この点は、労働基準監督署も指導するのではなく、逆に推奨していることが多く、ちょっと謎です。
最近は減ってきましたが、試用期間中の給与を低く設定してたり、時給月給扱いしている施設を見かけることがあります。
試用期間中の待遇が下がる施設は、お断りした方が無難です。
経営者にとって、新採用者がしっかり働いてくれるのかどうかわからないというリスクはありますが、同一労働同一賃金時代に、このような発想をしているところは、労働基準法を守らない、つまりサービス残業や過度の要求があることが少なくありません。
7.ホームページやブログ、instagram、Facebookのチェック
ちょっと番外編になるのですが、ブログやSNSで「日常を発信」している施設、特に職員さんが顔出ししている施設、(許可をいただいて)利用者さんが顔出しされている施設は、「外部の目」を意識していますので、あまり外れがありません。
情報発信をしている施設は良く、情報発信していない施設は悪いのか?というと、もちろんそんなことはないのですが、情報発信している施設は、人間関係が良い確率がかなり高いです。
情報発信の目的は「ご家族」への報告です。
おまけで「新しい仲間」への情報提供です。
ご家族にしっかりと情報発信をすることで、最も厳しい「外部の目」のチェックを受けます。
だから、外れる可能性が低くなります。
ブログやSNSは、面接前や、面接後に再確認しておくことをお薦めします。
しっかり熟読してから行くと、採用される率も高まります。
また、施設見学で感じた雰囲気と、ブログやSNSの内容を見比べてみるのも、「こんなはずじゃなかった」を回避する一つの方法です。
ということで、介護の転職が上手くいくための「7つのチェックポイント」についてまとめてみました。
7つすべては難しくても、この7つのポイントを頭に入れて、就職先を探したり、面接したりすると、間違いがかなり減ってきます。
あなたが最も輝ける、素晴らしい職場と出会えることを応援しています!
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